意外と知られていない日本茶のカフェイン量!緑茶・煎茶はどれくらいあるの?
初めまして、「日本茶の旅日記」初登場の、文さん(ぶんさん)です。今回お話しするテーマは「日本茶に含まれているカフェインの量」について。
私は最近だと、朝は眠気覚ましのカフェイン摂取を目的として、「さゆい」の「阿吽の覚醒」を300ml程度飲んで、昼食後には10分くらいかけて茎茶を焙煎して「焙じ茶」作りに励み、夕食の後には無印で買ってきたノンカフェインの黒豆茶を飲んでます。
私と同じように、カフェインの量を基準に朝・昼・夜によって飲むドリンクを変えている方も多いのではないかと思います。
カフェインにはプラスになる部分とマイナスになる部分があるので、それを理解して、ご自身に合った付き合い方を見つけて頂ければと思います。
日本茶は意外にも、多くのカフェインが入っている飲み物なので、皆さまの目的に合った日本茶の飲み方を提案できればと思います。
目次
日本茶・緑茶のカフェインって、多いの?少ないの?
コーヒーと比べる日本茶のカフェイン量
カフェイン摂取を目的として飲む飲み物と言えば、コーヒーをすぐに挙げる方も多いのではないでしょうか。
私もよくネットでカフェインの量を調べていると下記のような数字が出てきます。
100mlあたりのカフェイン含有量(mg/100ml)
コーヒー | 60mg |
エナジードリンク | 40mg |
紅茶 | 30mg |
ウーロン茶 | 20mg |
煎茶 | 20mg |
ほうじ茶 | 20mg |
玄米茶 | 10mg |
ハーブティー | 0mg |
厚生労働省が出している成人のカフェイン摂取量の目安は1日で最大300〜400 mg/日程度(1)とされています。
例えば、300mgのカフェインを摂取するとなると、コーヒーの場合だと1日で150mlのコーヒーを3杯前後飲むことになります。
さゆいのアンケート調査によると、一日の間でコーヒー・紅茶・日本茶などの嗜好品飲料を1日4杯以上飲む方は全体の10%以下とされ、最も多いのは、1日2〜3杯程度とされています。
それを考慮すると、ちょうど3杯分で300mgのカフェイン量を摂取できるコーヒーはカフェイン摂取に適しているのかもしれません。
カフェインが少ないと思いきや意外にも多い日本茶のカフェイン
それとは対照的に、煎茶(日本茶)のカフェイン量を見ると20(mg/100ml)と表記があります。
一日300mg摂取するとなると、一日で10杯程度飲むことになります。目覚めの一杯には、1杯だけだと物足りなく感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし実は、他の飲料も同様ではありますが、日本茶にもこの表には当てはまらない例外的な茶葉があります。
特に、さゆいが販売している高級茶と呼ばれる日本茶の茶葉にはカフェインが多く含まれる傾向があります。
「さゆい」の「阿吽の覚醒」の場合だと、コーヒーと同量の60(mg/100ml)のカフェインが入っており、さらに最高級煎茶と呼ばれる「玉露」には、160(mg/100ml)入っているとされ、コーヒーと比較しても3倍以上のカフェインが入っているのです。
カフェインが多いだけでない、テアニンが生み出す日本茶の魅力
量だけじゃない、日本茶でのカフェイン摂取メリット
ここで話が終わって「カフェイン摂取にはコーヒーでも、日本茶でもいいですよ!」と、終わるはずもなく、私は日本茶屋さんですから、「カフェイン摂取のためなら日本茶ですよ!」というご意見を提示するために、今回の記事を書かせて頂いております。
なぜ、コーヒーよりも日本茶の方が、カフェイン摂取のためには良いのかと言うと、見出しにある通り、日本茶の中にはカフェインと同時に「テアニン」が入っているからなんです。
大手お茶メーカーで数々の人気商品を販売する株式会社伊藤園の研究によりますと、日本茶に含まれるテアニンには、カフェインが持つ覚醒作用の副反応である睡眠障害などの過剰な覚醒作用を抑える働きがあるとされています。(2)
カフェインだけを摂取したときよりも、カフェイン+テアニンで摂取したときの方が、集中力が上がるという研究結果も出ているんです。(3)
朝の目覚めや仕事に集中したい時など、普段カフェインを摂取する飲み物として飲むコーヒーを、日本茶に変更するだけで、より高いパフォーマンスが出せる可能性があるのかもしれません。
そして、日本茶の中でも、テアニンは高級な茶葉でないとあまり含まれていない成分で、ペットボトルやティーバッグのお茶では、なかなか摂取できない成分となっております。
カフェイン摂取を目的に開発した「阿吽の覚醒」
そんなカフェインとテアニンの阿吽のような組み合わせで、両方が十分に含まれている茶葉として用意したのが、さゆいの「阿吽の覚醒」です。
「阿吽の覚醒」は1杯150mlあたり約90mgのカフェインと約100mgのテアニンが含まれることで、カフェインとテアニンの阿吽の組み合わせを生み出しております。
これは、茶葉に何か添加した訳でなく、天然の成分として、これだけの成分が入っているのです。
カフェインとテアニンが増えやすい「被覆栽培」を行うことで、成分量を増やし、毎日の習慣として飲めるように、お手頃なお値段で・熱湯で手軽に淹れられる、茎茶を使用しました。
それにより、カフェインの摂取を目的に、毎日の習慣として飲んで頂ける商品となっております。
皆さまも是非、「阿吽の覚醒」を飲んでみてください!
日本茶に含まれるカフェインについてご理解頂き、ご自身の目的に合った飲み方を楽しんで頂ければと思います。
また次回もまだ知らない日本茶の魅力を皆さまにご紹介できればと思います。
それではまた次回お会いしましょう!さよなら〜👋
出典
(1)厚生労働省.“食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~”.
厚生労働省.不明,https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html,(参照 2024-12-11).
(2)株式会社伊藤園.“テアニン摂取による中枢神経興奮作用緩和を確認-カフェインの作用を緩和-”.
伊藤園.2014-09,https://www.itoen.co.jp/news/article/13210/,(参照 2024-12-11).
(3)パレオな男.“https://yuchrszk.blogspot.com/2016/03/10.html”.
パレオな男.2016-03,https://yuchrszk.blogspot.com/2016/03/10.html,(参照 2024-12-11).